システミックなものとノンシステミックなものに分かれるという説明があった。私どもにとっても大変参考になる話であったが、私どもの行政相談も、その意味においてシステミックな解決ができるという仕組みになっているところがある。すなわち、相談の解決を基にして行政制度の運営そのものの解決に導いていく、そのことによって苦情の新たな発生を防止することができる、これが一つである。そのための仕組みとして、行政苦情救済推進会議という民間の有識者の方々からなる委員会を庁内に編成して(長官の諮問機関の形になっているが)、中立的な役所である総務庁の中でもさらに中立的な公正な立場から制度の在り方というものを議論していただく、又、私どもは行政監察局であるので、行政相談とは別に行政監察という仕組みも用意されており、これに繋げていく。この2つのやり方がシステミックな解決を可能にしている。